Welby(ウェルビー)

高血圧や糖尿病をはじめとする生活習慣病の患者さんの自己管理を支援するスマホアプリWelbyマイカルテは、医療者による遠隔医療や食事指導、見守りに活用いただいています。活用事例をご紹介します。

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利用者・医師の声
わたなべ糖内科クリニック 院長 渡邉賢治 氏

Welbyマイカルテはアプリでの血圧、血糖値などの家庭測定値や食事、運動などの自己管理だけではなく、医療機関と連携して遠隔医療や食事指導、見守りに活用していただいています。その感想などを一部ご紹介します。

患者さんとミュニケーションでWelbyマイカルテを活用 わたなべ糖内科クリニック

患者さんと情報提供し合うコンセプトに共感、食事写真にコメントで相互理解


わたなべ糖内科クリニック(千葉県市川市/渡邉賢治院長)は糖尿病の治療・管理を専門に行っているクリニックです。 2016年3月より、生活習慣病患者さんの自己管理のサポートを目的として、「Welbyマイカルテ」を導入。管理栄養士による患者さんの食事管理を中心に利用が進んでいます。 今回は院長の渡邉賢治氏と管理栄養士の高橋美知代氏に「Welbyマイカルテ」の活用状況を伺いました。

■患者さんと情報を共有し合う「Welbyマイカルテ」に共感

――まずは、「Welbyマイカルテ」を知ったきっかけを教えてください。
「当初「Welbyマイカルテ」、Facebookを利用している際に、ふと目にとまりました。糖尿病の治療・管理を専門的に行っている当院と親和性があり、患者さんの日々の記録などを医療者と共有し、相互に治療に取り組めるコンセプトに魅力を感じました。

■食事管理においては、紙よりもスマートフォンで記録した方が苦にしない方もいる

――実際に「Welbyマイカルテ」を患者さんに使っていただき、いかがでしょうか?
多くの場合は栄養指導の際に患者さんにご紹介しています。スマートフォンのカレンダーで診察の予約など、治療予定を管理されているような患者さんも多くいます。 元々デジタルツールに慣れている若い世代の方には、抵抗なく使われる傾向にあるように感じます。 また、60才以上の方でも、最近定年退職した方が最新のiPhoneなどをお持ちの場合などもあって、そのような方も「Welbyマイカルテ」でご自身の記録管理を試みる場合もあります。

Welbyマイカルテ導入施設 わたなべ糖内科クリニック
笑顔でインタビューに答える、院長の渡邉氏。
Welbyマイカルテを食事指導に活用、遠隔モニタリング

■食事写真は「真上から撮るようにし、全体が写るようにすると相手に伝わりやすい」

――「Welbyマイカルテ」のどの機能を中心に、診察・指導に活かしていますか?
食事管理ですね。主に栄養指導、栄養相談の際に「Welbyマイカルテ」を使っておりまして、日常どのような食生活をしているのかを患者さんに記録してもらっています。スマートフォンを利用して食事の写真撮影し、「Welbyマイカルテ」を通じてクリニックに共有してもらいます。時には、コメントをしながら見守っています。 撮影する際は、食事の量が伝わるように、真上から撮影するなど食事全体が写るようにすると、内容がより伝わりやすくなると思いますよ。

■「ちょっとまずいかな?」と感じた時には食事の写真へコメントし、コミュニケーションを図る

――栄養指導では「Welbyマイカルテ」をどのように使われているのでしょうか?
治療を始めたばかりの方の中にはご自身の食生活が問題ないか不安になる方もいらっしゃいまして、「Welbyマイカルテ」で写真を共有してくださった方には、(食事内容に)問題なければスタンプを押して、ちょっとまずいかなと思った場合はコメントを入れるようにして、見守っていることを伝えるように努めています。
             

■診療と次の診療までの期間でも患者さんが相談しやすくなる

――「Welbyマイカルテ」を使い始めて、以前と変わったことなどはありますか?
以前は次の診療までの期間に相談・アドバイスをするといったことはできず、「気になることがあったら次回の診察の際に聞いてくださいね」とお伝えすることが限界でした。 「Welbyマイカルテ」を使い遠隔でコミュニケーションをとることができる環境が整ったので、日々患者さんからの相談をうけるようになりました。
「アドバイスのおかげで助かっています」というご意見を頂いたりすることもあります。
管理栄養士の高橋氏。「Welbyマイカルテ」を積極的に活用し、患者さんの状態の把握に努める。
管理栄養士の高橋氏。「Welbyマイカルテ」を積極的に活用し、患者さんの状態の把握に努める。

■「自分の身体を気にかけること」「無理をしないこと」が大切

――最後に患者さんに向けてメッセージをお願いします。
渡邉氏:生活習慣病の治療には、運動・食事・服薬などやることがたくさんあるように感じてしまうかもしれません。 また、自覚症状が出にくい生活習慣病は放置されてしまいがちです。そんな中、まず大切なことは、ご自身の身体を「気にかける」ことです。 治療の成果が見えにくい中でも、ご自身の身体を気にかけ、しっかり通院することが合併症などを防ぐことにつながります。
高橋氏:長い闘病生活の中ではきっと挫折してしまいそうになることもあるかと思います。 ですが、やろうと思ったことを全部できなくても思いつめすぎず、無理をせずにできることから取り組んでいくことが大切です。


わたなべ糖内科クリニック院長 渡邉賢治 わたなべ糖内科クリニック

わたなべ糖内科クリニック

TEL:047-306-7570
URL:http://watanabe-dm.com

わたなべ糖内科クリニック
院長 渡邉賢治 氏

1988年信州大学医学部卒業。順天堂大学医学部付属順天堂医院、順天堂大学浦安病院、行徳総合病院等勤務を経て、2013年にわたなべ糖内科クリニックを開業。
日本糖尿病学会糖尿病専門医・研修指導医、日本内科学会総合内科専門医、日本臨床栄養協会評議員、元順天堂大学医学部講師、医学博士。
■診療内容
・糖尿病内科
・代謝内科

■ご予約
TEL:047-306-7570

■アクセス
〒160-0017 千葉県市川市行徳駅前1-26-4 アルマトーレ1F
▶東京メトロ東西線「行徳」駅 徒歩2分
Welbyマイカルテ導入医療機関わたなべ糖内科クリニック地図

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